チタンについて

チタン系材料はステンレス鋼や、Co-Cr合金とともに主要な金属系生体材料であり、軽量、非磁性、優れた機械的特性、また耐食性や生体適合性を有することから高機能材材料として 医療関係、美容関連などに多く利用されている材料である。生体適合性が高いため左の写真のようにマグカップなどにも使用されている。金属アレルギーの方むけに様々な分野で活躍している。

高機能材料を高精度に加工!!

チタンの特徴と言えば、「軽い」「強い」「耐食性」があげられます。純チタンの比重は4.51とアルミと鉄の中間の数字となります。重さは銅素材の約半分となります。軽くて非磁性のため医療関係で使用されることも多いです。またチタンは、空気に触れるとすぐに酸化して表面酸化被膜を作ります。 この酸化被膜があるおかげで、 チタンが金属アレルギーに安心とされています。イヤリング、歯科器具にも使用されています。強度は純チタンで275-735MPa、チタン合金で620-1,800MPaの引張強さとなり航空機産業にて幅広く利用されています。弊社ではお客様の要望に合わせて加工方法を適切に判断してチタン部品を製作いたします。

チタンの特徴

①軽量
チタンは、金属の中でも非常に軽い特徴があります。他の金属と比較すると、鉄に比べ3/5、銅の1/2の重量しかありません。また、アルミニウムよりは重量がありますが、耐食性や強度の面ではアルミニウムより優秀なため、幅広い用途で使用することができます。

②強度
チタンは、強度が高い特徴を持っています。他の金属と比較すると、鉄に比べおよそ2倍、アルミニウムと比べおよそ3倍の強度があります。また、強度が高いだけでなく耐衝撃性や柔軟性もある為、飛行機などの精密な部品に多く使用されます。

③耐食性
チタンは特に耐食性に優れており、さびにくい性質を持っています。特に海水耐食性が非常に高く、プラチナに次ぐ耐食性があります。そのため、フライパン等のほかにも、船舶の材料としても使用されています。

④無毒性
チタンは体にあまり害のない金属です。金属アレルギーなどが起こりにくく、有毒性もないため、医療用の機器や体内に埋め込む器具に使用されます。また、チタンはイオンの発生が少ないため、金属アレルギーが起こりにくいとされています。電気や熱も通しにくいので、環境にもやさしい金属です。

チタンの深絞り加工について

チタンの絞り加工が可能です。高値が容易に得られる純チタン板は、深絞り成形にとって基本的に有利な材料といえ、純チタン板のプレス成形では深絞りの要素を多く取り入れることがブレス成形を成功させる重要なポイントです。弊社は独自の加工技術、金型設計および部品コーティング処理を行いチタンの深絞り加工を実現しています。医療機器、美容機器など様々なニースがあるチタン材料。深絞り加工のニーズがある際はお声がけください。

チタン材のMIM成形

弊社では加工が困難とされるチタンのMIM成形を得意としています。眼鏡や時計関係、弱電関連部品などに使用される事が増えているこの材料。また、中国工場と連帯して技術力を高め量産対応出来るようになっております。

下図はチタンで成型した腕時計バンドの部品となります。
腕時計は金属アレルギー対策としてチタン材を用いられることがあります。

岐阜精器工業(株)からの調達が選ばれる理由

技術商社としてのMIM調達

岐阜精器工業は創業50年となる老舗金属加工メーカです。また中国に進出してからは20年となります。金属加工専門メーカとして蓄積したノウハウと中国進出で広げてたノウハウを活かす事により、最高品質のMIM部品をお客様に提供する事が可能となっています。

技術力の高いローカルメーカと業務提携

岐阜精器工業は中国進出20年の幅広いネットワークを活かして、技術力の高い中国MIMメーカとの連携を取っています。近年、中国にはMIMメーカが増加していますが高い技術力を持っているメーカは一握りと言われています。

① 特殊材料を扱えるメーカ (タングステン チタン等)
② 金型設計技術が高いメーカ 
③ 100個程度の少ロットから100万個以上の量産まで対応出来るメーカ
④ 日本企業実績があるメーカ

上記のような魅力のある強力工場との連携を進めています。

徹底品質管理

品質管理はものづくりを行う最終工程で最も重要な工程です。
今や品質、納期は当たり前の事で不良を出さない為に弊社で最終検査を行います。
協力会社様で製作、検査した製品を弊社で最終チェックします。

チタンの切削について

チタンには純チタンとチタン合金とがあります。我々一般的に目にするのは純チタンであり、高速切削加工が困難なチタン合金(64合金)は難削材に分類されています。

難削材とは、材質そのもが削りにくく、加工時に発火する可能性が高い材料を言います。その加工が難しい事で新たに開発されたいわゆるB系合金などは、64合金とほぼ同等の強度を持ち、冷間での加工性は64合金よりも優れているものも開発されました。

チタンを製品として仕上げるには、熟練の技術と経験で磨かれた職人が必要になります。