錆びにくい金属について 錆びにくい金属について【錆びない金属はありません】

金属加工でよく使われる錆びにくい金属3選

 

錆びにくい金属の特徴

1.錆びに強く、腐食しにくい金属

2.不動態皮膜が金属の表面に形成され、錆びにくくなる金属

3.腐食して生まれた錆びが表面で止まり錆びの進行が止まる金属

 

金属加工においてよく使用されている錆びにくい金属について紹介します。

ステンレス

「stain less」という名前の通り、錆びに強い金属の代名詞と言えます。

ステンレスは主成分の鉄にクロムを混ぜることで不動態皮膜を作り、これによって錆びに強くなっています。この不働態被膜が損傷した時もすぐに他のクロムと空気中の酸素が化合し、補修されます。

また熱に強く、加工がしやすく強度もあります。そのためステンレスは金属加工の中でも優れた面を持っています。

主な用途としては、錆びにくいことからもキッチン周りで多く用いられています。また、他にも洗濯機のドラム、最近では包丁などにもステンレス製のものがあります。

しかし、ステンレスにはもらい錆びというものがあります。これは他で発生した錆びが付着してしまうことで錆びが進行しやすくなってしまうものです。

対策としては、付着している錆びを落としてあげることです。

これにだけ注意していれば、ステンレスは長く使えるとても優れた金属であることには間違いありません。

チタン

チタンもステンレスと同じく、不動態皮膜によって錆びにくい金属となっています。

金属として加工した時に綺麗で、軽く、金属アレルギーが出ないなどの個性もあります。

このことからも様々な用途に合わせて加工されています。主な加工物としては、自動車、飛行機などのパーツ、ネックレスなどのアクセサリーなどが挙げられます。

チタンは日用品のパーツや医療に至るまで幅広い領域で使用されています。

またステンレス、チタンの共通点として、どちらもリサイクルが可能という点が挙げられます。どちらも環境面においても優しい素材と言えます。

 

アルミニウム

 

アルミニウムの大きな特徴はその軽さです。またアルミニウムは錆びが白い膜となって発生します。そしてこの膜によって、それ以上の錆びを防ぐという特徴も持っています。

普段私たちが使用する1円もアルミニウムで出来ています。1円が長期間にわたり多くの人の手を渡っているにも関わらず錆びて使用できなくなることが少ないのは、これが理由となっています。

軽さ、錆びにくさなどから日常生活では網戸のサッシや物干し竿などで使用されています。

以上、紹介した3種類の金属は、他の金属と比べ錆びにくいことが大きな特徴です。そして、それに加えてそれぞれ、耐熱性、軽さなど特徴が様々にあります。そのため、多岐にわたる用途に合わせて、錆びにくいこれらの金属が多く用いられています。

 

まとめ

どの金属も、決して錆びないわけではありませんが、ステンレスやチタン、アルミニウムなど、錆びにくい金属を適切な場所に使用することで、私たちは様々な製品を安心して使うことができます。