岐阜精器の精密絞り加工について

弊社の得意技術は「精密絞り加工」です。 

長年小型モータケースを製作してきた実績があり、金型設計技術は順送型、トランスファー型共に絞り加工のための知識、技、ノウハウが蓄積されております。
現在では円筒型を始め小判型、角絞りなどの異型状の絞り加工製品を多く手掛けております。

生産場所は中国となりましたが、金型技術は日本人設計士が担当、組立しております。

絞り加工のパイオニアとして今後も実績を積み上げて行きたくスタッフ一同努力しております。

深絞り加工とは?What is Drawing Compound?

絞り加工とはプレス加工のひとつで、一枚の金属の板をプレス機にセッティングした金型にて絞り込み(圧縮し)凹状に加工し、繋目の無い容器形状に成形する技術です。円筒絞り、角絞り、異型絞りなど金型仕様を変えれば様々な形状を作り出すことができます。

絞り加工はプレス加工の種類の中で最も金型の設計が難しいと言われています。また金型・機械・加工条件などのバランスがうまくかみ合ってこそ、シワやひずみ・割れの無い絞り加工を実現する事が出来ます。絞り加工は金型設計開発能力+加工経験値がモノを言います。

絞り加工のメリット

加工工数の削減切削や溶接といった加工をせずに期待する形状に形成することが可能ですので、加工自体の工程数を削減することができます。
念入りな金型作成、事前の細かい計算が必要となりますが、大量生産に非常に向いている加工です。
高品質な製品を製造可能製品の品質を損なう傷やひずみ、シワがない加工が可能です。そのためには、金型と機械のバランスが上手く噛み合っていること、事前の念入りな準備、そして高い技術が必要となります。また、切削も溶接も行いませんので、素材に加わるダメージが非常に少なく、丈夫な仕上がりも期待できます。
大きい加工硬化が期待絞り加工は、材料のそれぞれの箇所における変形量が非常に大きい加工です。そのため、大きい加工硬化が期待できます。
例え、材料が薄い板だったとしても丈夫な製品を製造することが可能です。この性質を上手く利用すれば、製品の軽量化を図ることができます。

深絞りの特徴

継ぎ目がなく強度にも優れた深絞り加工には、様々な特徴があります。深絞り加工の特徴は、主に4つ挙げられます。

加工の工程数を減らせる溶接や切削などの加工をせずに、ニーズに合わせた加工が可能なため、加工の工程数を減らすことができます。そのため、コスト削減と時間短縮が実現できます。
大量生産が可能プレス機械での加工の為、大量生産に非常に向いています。しかし、そのためには入念な金型作成と細かい計算が必要となります。
素材の負担が少ない板金一枚で加工するため。製品のひずみやシワ、傷のない加工をすることが可能です。溶接や切削加工なども行わず、素材に与えるダメージが非常に少ない為、製品が丈夫に仕上がります。
加工硬化が期待できる深絞り加工は、素材の箇所によって変形量が大きい加工です。そのため、製品の加工硬化が期待できます。材料が薄板でも丈夫な製品に仕上げることが可能です。薄板の硬度を上げることができるため、製品全体の重量が減り、結果的に製品の軽量化にも繋がります。

岐阜精器の深絞り加工事例

岐阜精器工業では自社設計開発の順送・トランスファー金型にて深絞り加工を行っています。弊社の製作事例をご覧ください。

USB-C
深絞り対応可能材料SPC材 SUS 真鍮 アルミ インコネル パーマロイ コバール
板厚T=0.15~2㎜ 前後
対応可能サイズ外径3㎜~100㎜前後 深絞り高さ 60㎜前後