製品用途 |
機械ユニット |
材料名C3604 | S45C |
加工方法 | マシニング加工・焼入れ焼き戻し |
生産地域 | 中国 |
コメント | 研究開発用の試作品1個から弊社は対応いたします。弊社ではお客様の要望する数量やコストに合わせて最適な加工を方法にて製造をいたします。国内、海外にて製造が可能でので納期、価格のご相談はお気軽にしてください。材料調達から加工~表面処理までワンストップで対応致します。図面を拝見させていただければ、お客様の品質向上・コストメリットを第一に考え、どのような加工方法が最適かご提案致します。
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焼き入れのメリット
焼き入れ作業は、多くの製造業などで用いられている作業工程になります。
社内で対応できない場合には、外注をして焼き入れする企業も多いです。
焼き入れ作業のメリット
●鋼材を硬くできる
●ヒビ割れや破損を防げる
●鋼材の品質を高められる
●摩耗性や靭性、耐久性などを高められる
焼き入れ作業は、素材を硬くすることが目的です。ただ、硬度の変化は、素材に含まれる炭素量などによって変わります。
焼き入れを外注する場合には、素材の種類や含まれる炭素量、サイズなどのさまざまな項目をしっかりと確認してください。
焼き戻しとは?
鋼の熱処理は「焼き入れ」「焼き戻し」「焼きなまし」「焼きならし」という4つの工程に分かれています。その中で、焼き戻しは一度急激に冷やした鋼をもう一度加熱する処理のことを言います。一般的に焼き入れで硬くなった鋼は強度が弱く、すぐに壊れたり傷ついたりしてしまうため商品になりません。焼き戻しをすることで、粘り強くより強靭な鋼へと変化していきます。
焼き戻しは、そのまま長時間放置しておくと割れが発生してしまう可能性があるため、焼き入れ直後、1時間の間に行います。時間をかけて1回行うのではなく、時間内で焼き入れと焼き戻しを2~3回繰り返す方が、より靭性の高い鋼になります。
焼き戻しのメリット
焼き入れで硬くなった鋼に焼き戻しをすることで粘りや強靭性の高い鋼になります。さらに、高温焼戻し・低温焼戻しの特徴を把握することで、製造したい部品が求められている強度や硬度等に合わせて調整することが可能です。