製品用途 筐体
材料名 ステンレス
加工方法 板金プレス、ヘアライン加工
生産地域 中国
コメント 材料調達から溶接・メッキまで一貫対応

板金加工とは、金属の板を切断したり曲げたりする加工方法となります。自動車業界、建築業界、家電製品など多くの分野の板金加工は用いられます。金型を必要としないのでイニシャル費用がかからないのが特徴です。生産数量としては試作品として1個から、小ロット生産においては1000個程度までがコストメリットがでると考えられています。それ以上の場合はプレス金型を製作した方が安い場合があります。

板金プレス・レーザー・溶接・ヘッダー加工

 

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岐阜精器の板金加工について

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岐阜精器工業の板金加工について

 

 

試作から装置一式の多品種小ロットまで一貫対応!

海外調達にて低コスト化を実現

板金の場合タレパン、レーザー加工にて対応となるため、プレス加工とは違って金型レスとなり1個からの対応が可能です。試作から装置一式の多品種小ロットまで一貫対応致します。海外調達にて低コスト化を実現板金・レーザー・曲げ・ブラケット・夭折・塗装まで一貫して対応します。鉄、ステンレス、アルミなど様々な素材に対応。 試作品一つからスピードに対応するが可能です。主に中国の提携企業での製作となりますが、試作から量産まで日本品質とローカル低コストでご対応させていただきます。

 

ヘアライン加工とは?

ヘアライン加工とは金属の表面処理加工方法の1つで、仕上げの工程に利用されます。主に製品の装飾として加工され、加工は旋盤で金属表面に傷をつける形でおこなわれます。ヘアライン加工によって、金属表面のツヤ消しや材料の質感を強調することが可能です。

 

  • 製品の装飾としての加工方法
  • よく用いられる材質はステンレスとアルミニウム
  • 立体的で高級感のある景観にすることができる
  • 加工の方法を変えることで簡単にデザインを変えることができる

 

ヘアライン加工がよく用いられる材質

ヘアライン加工は光沢のある金属製品によく用いられます。代表的な素材としてステンレスとアルミニウムが挙げられます。他にも樹脂(プラスチック)などに用いられますが、今回はなぜステンレスやアルミニウムがよく用いられるのかを知るために、それぞれの素材の特徴を紹介していきます。

 

ステンレス

ヘアライン加工においてステンレスがよく用いられる理由となるステンレスの特徴

 

  • 熱に強い
  • 強度が高い
  • 他の金属に比べ、錆びにくい

 

ステンレスは、上記の特徴から日用品、家電製品や装飾品などに多く使用されます。その場合、傷を目立ちにくくするためにヘアライン加工が使用されます。更に何の加工もされていない素材に比べ、見た目を良くするためにヘアライン加工が施されていることもよくあります。

 

アルミニウム

 

ヘアライン加工によく用いられる理由となるアルミニウムの特徴

 

  • 軽い
  • 強度が高い
  • 錆びにくい
  • 加工性に優れている

 

ステンレスと同様に、アルミニウムは我々の日常生活で多く使用されている素材です。アルミニウムの表面には自然酸化皮膜と呼ばれる皮膜があり、他の金属素材と比べて耐食性が非常に高いです。しかし自然酸化皮膜も時間の経過とともに、薄くなってしまいます。そのためいくら強度が高くても、加工を施していないアルミニウムは傷付きやすいので表面処理をする必要があります。アルミニウムの表面加工処理は色々なの種類がありますが、一般的によく使われるのがヘアライン加工です。

 

ヘアライン加工がよく用いられる製品

 

家電製品

ヘアライン加工の施してある家電製品は、冷蔵庫や電子レンジがあります。側面や裏面など他のものと接触しやすい場所に、ヘアライン加工が施してあることが多いです。それは傷を目立たないようにすることを目的としています。設置する段階で、色んな家具家電と接触する可能性があるので景観が損なわれないためには重要な加工です。

 

装飾品

ヘアライン加工の施してある代表的な装飾品としては、腕時計や指輪などがあります。一定の方向に規則的に縦の溝があることによって上品な光沢が現れるので、金属の装飾品はヘアライン加工されることが多いです。ヘアライン加工を施すことによって、何も加工していないものに比べ、表面がマットな感じになるので控えめで上品な印象を与えることができます。また立体的で高級感のある見た目に仕上げることができるので、装飾品にはもってこいの加工法といえるでしょう。

 

ヘアライン加工のメリット

ヘアライン加工は、表面処理方法の中でも加工時の小傷が目立ちづらくすることができ、汎用性が高い加工方法です。

 

ヘアの目の大きさ

近年加工技術が発達してきて、デザイン性がとても幅広く加工することができるようになってきました。加工する材質の雰囲気や用途によって、ヘア目のデザインを変えることが可能です。ヘア目のデザインの違いとしては、研磨する歯の番手によってヘア目の大きさを簡単に変えることができます。ほかにも加工パターンを変えることで、デザインも変えることができます。

 

高級感のある質感

ヘアライン加工は平面な板でも、立体的で高級感のある質感に仕上げることができます。何も加工していない材料だと、鏡面のように反射し軽い印象になりがちですが、ヘアライン加工によりまざまな印象を与えることができ、どこから見ても材料に動きが加わります。

 

光沢のバリエーション

ヘアライン加工は少し加工のやり方を変えるだけで、幅広いバリエーションのデザインに変化させることができます。一般的なヘアライン加工は、髪の毛のような線状の模様になりますが、その線を短くしたり波状にしたりクロスさせたりすることで見た目の印象がガラリと変わります。また線状のデザインだけではなく、いろいろな柄に変化させることもできます。

 

ヘアライン加工のデメリット

 

加工できる材質が限られる

それぞれ加工法によって加工のしやすい材質があるので、扱う材質で加工法を変えなければいけません。よく用いられる材質としてステンレスやアルミニウムをあげましたが、他にも樹脂(プラスチック)なども用いられます。

 

外観部分以外ではあまり使われない

ヘアライン加工はあくまで装飾目的なので、見た目を良くしたり高級感を出す以外にはあまり活用されていません。人目に触れるような場所やものによく使用されており、機械の内側や人の目に触れないような部分には使う必要がありません。

 

対応可能な加工について​

材料調達から加工~表面処理までワンストップで対応致します。

対応加工方法 プレス加工(順送・トランスファー・単発)

板金プレス(レーザー・タレパン)

切削加工(旋盤・マシニング・ワイヤーカット)

MIM(金属粉末射出成形)

その他(鍛造、鋳造)

*図面に合わせて適した加工方法をご提案いたします。

表面処理 各種メッキ、アルマイト加工、熱処理、塗装
溶接 スポット溶接、アーク溶接、銀ロウ付け

 

対応可能表面処理

 

 

ハードクロムメッキ、クロムメッキ(白)/(白)あげ、クロメート、ニッケルメッキ、無電解ニッケルメッキ、ユニクロメッキ(白)(青)(黒)、黒染め硬質アルマイト、アルマイト、アルマイト(白)(黒)、ヘアライン、ヤメロレット、平目ロレット、タフトライト、イソナイト、高周波焼入れ、焼入れ・焼き戻し、ブラスト

 


 

金属加工なら岐阜精器工業。創業50年の実績と豊富な経験により高精度でスピーディーに対応!1970年の創業から金属プレス加工、金型設計・製作、部品加工を行う企業です。長年培った技術を活かした『提案力』を武器にお客様の製品開発をサポートさせていただいております。

 

 


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