製品用途 筐体 カメラ関連
材料名 SECC
加工方法 板金プレス レザートーン塗装
生産地域 中国
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板金の場合タレパン、レーザー加工にて対応となり金型レスとなり1個からの対応が可能です。弊社は板金・レーザー・曲げ・ブラケット・夭折・塗装まで一貫して対応します。鉄、ステンレス、アルミなど様々な素材に対応。 試作品一つからスピード対応いたします。 主に中国の提携企業での製作となりますが、試作から量産まで、日本品質とローカル低コストでご対応させていただきます!!

 

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■板金プレスについて

岐阜精器の板金加工について

 

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対応可能な加工について

対応可能加工方法 数量
国内 プレス加工,板金加工,切削加工,ダイキャスト,ロストワックス,放電加工,射出成型(熱硬化、熱可塑),各種金型製作 ,各種メッキ,熱処理,塗装 試作および小ロット~中ロット生産がメイン。
海外 プレス加工,切削加工,板金加工,ダイキャスト,ロストワックス,放電加工,MIM.粉末冶金,射出成型(熱硬化、熱可塑),ノベルティ製作,各種金型製作 試作から量産まで柔軟に対応いたします。

 

塗装とは

塗装とは、素材表面に塗料を塗ったり、吹きかけたりすることで、塗膜を形成させる表面処理技術のことを言います。塗装もまた、防錆や装飾、機能の付与が主要な役割です。その一方、素材の保護を目的に塗装することもあり、塗り直すことを前提としている場合があります。

防錆を目的とする塗装は、鉄が代表的です。鉄は、空気や水との接触で簡単に錆びてしまうため、めっきか塗装が必須となります。

一方、塗装が不必要にみえるステンレスにも塗装することがあります。ステンレスは、サビに強い素材ですが、傷や亀裂から腐食が進むことがあります。このような、傷の発生を防ぐことなどを目的に、塗装する場合があります。

 

塗装方法

塗装方法には、様々なものがあります。

刷毛(ハケ)・ローラー等を使った手作業による塗装や、塗料を高圧の空気で吹き付ける吹付塗装などは、建築物の外壁などに用いられているため、目にしたこともあるかも知れません。これらの方法の多くは、溶剤塗装に分類され、揮発性の溶剤を含有する塗料を乾燥させることで固化、密着させて塗膜を形成させます。

専門的な塗装法としては、加熱して塗料を硬化させる焼付塗装、粉末状の塗料を静電気で付着させた後に加熱溶解させる粉体塗装、後述で説明する電着塗装などが挙げられます。

 

塗料の種類

塗料としては、ペンキやニス、樹脂(プラスチック)などが挙げられ、塗装方法や用途によって様々なものが選ばれます。

ペンキは、一般的に、揮発性の溶剤を含む油性塗料、ニスは、有機溶剤などを含んだ樹脂塗料のことで、共に乾燥させることで塗膜を形成させる溶剤塗装の材料です。

一方、焼付塗装に用いられるアクリル樹脂やメラミン樹脂、フッソ樹脂は、100~200℃程度の加熱を必要としますが、塗装の中では品質が良いです。塗料によりますが、焼付塗装は、インテリアやエクステリアのほか、様々な日用品などに用いられています。

粉体塗装には、熱可塑性の塗料と熱硬化性の塗料があります。熱可塑性塗料としては、ポリエステル系や塩化ビニル系の樹脂、熱硬化性塗料としては、エポキシ系やポリエステル系、アクリル系の樹脂が挙げられます。熱可塑性塗料は、熱硬化させているわけではないので、焼付塗装による塗膜ほどの硬度は得られません。ですが、熱硬化性塗料は、焼付塗装に用いられる塗料と同様、高い強度が期待できます。また、粉体塗装に用いられる塗料は、環境や人体に悪影響を与える、有機溶剤を使用していないことが特徴です。

 

塗装のメリット・デメリット

 

塗料の種類が豊富なため、多様な色彩を選択できる

塗料は、樹脂や硬化剤、顔料など、さまざまな成分を混ぜ合わせたものです。それらは無数に存在し、その組み合わせも多様です。そのため、塗料には、どのような色彩にも対応可能というほどの種類があります。

 

機能を付与できる

塗装は、めっきと同様の機能を付与することもありますが、めっきできないものや、通常めっきしないものに施すことが多く、付与する機能もめっきとは異なることが多いです。

代表的なものとして、耐火塗料や難燃性塗料を用いた防火機能の付与があります。そのほか、抗菌性を付与する抗菌塗料、カビの発生を抑制する防カビ塗料など、付与できる機能は様々です。

 

現地へ行って塗装することができる

塗装方法や塗装設備によりますが、塗装対象がある現地に行って塗装することができます。そのため、建築物など、動かせないものの塗装が可能です。

 

塗り直しが容易

塗装方法や塗料にもよりますが、塗装済みのものにも、そのまま上から塗装できます。塗り直しを前提としていることも多く、ひび割れや剥離が生じても、塗り直すことで元の品質や機能を容易に復元することができます。

 

安価

塗装方法や塗料にもよりますが、めっきに比べると低コストです。塗料自体が、めっきに使用する金属よりも安価ですし、加工工程もめっきより少なく、加工賃も安くなります。

しかし、塗装には、以下のようなデメリットがあります。

塗膜の均一性が低く、ムラが生じやすい

塗膜の厚みや表面の均一性は、塗装の仕方に依存します。手塗りで不均一になるのは当然ですし、吹付塗装で機械的に360°を均一に塗装できたとしても、塗装対象の形状によっては、不均一性が生じてしまいます。電着塗装など、めっきに近い均一性が得られる塗装法もありますが、総じてめっきよりも均一性が低いです。

 

剥がれやすい

塗装は、めっきに比べて剥がれやすいです。塗装は主に、アンカー効果で接着しますが、めっきが素材表面の原子レベルの凹凸に入り込んで固化するのに対し、塗装は表面に付着するだけです。そのため、アンカー効果が弱く、接着性が低いです。また、塗料が金属よりも強度が低く、壊れやすいことも、塗装の剥離の原因となります。

 

長持ちしない

塗装は、めっきに比べると、長持ちしません。塗膜は、そもそも、金属めっきよりも強度が低く、また密着性も弱いため、剥がれたり、痛みやすかったりします。そのため、塗装は、定期的に塗り直すものとして用いることが多々あります。

 

 

 

対応可能材料

冷間圧延鋼板(SPCC) 板金加工材料の中で最も多く利用され流通性のよいのがこの冷間圧延鋼板(SPCC)です。弊社では主に厚み0.5-3.2㎜の鉄板を加工しています。
ステンレス鋼板 低炭素鋼にクロムまたはクロムとニッケルを加えたもので耐食性がすぐれています。ステンレス鋼板は軟鋼に比べて硬度、引っ張り強さが強く、熱伝導性はよくありません。主にSUS316L SUS304 を生産しています。
非鉄金属・非金属 非鉄金属材料の中で板金材料として最も使われているのが銅、銅合金類、アルミニウムとアルミニウム合金です。その理由として、銅は機械的性質、耐食性に優れ、アルミニウムは非常に加工性のよく、軽い材料であることが挙げられます。

 

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