岐阜精器工業株式会社

PROCESSING
深絞り加工

PROCESSING
深絞り加工

SERVICE

深絞り加工

岐阜精器の精密絞り加工について

弊社の得意技術は「精密絞り加工」です。長年小型モータケースを製作してきた実績があり、金型設計技術は順送型、トランスファー型共に絞り加工のための知識、技、ノウハウが蓄積されております。現在では円筒型を始め小判型、角絞りなどの異型状の絞り加工製品を多く手掛けております。生産場所は中国となりましたが、金型技術は日本人設計士が担当、組立しております。絞り加工のパイオニアとして今後も実績を積み上げて行きたくスタッフ一同努力しております。

深絞り加工とは?

絞り加工とはプレス加工のひとつで、一枚の金属の板をプレス機にセッティングした金型にて絞り込み(圧縮し)凹状に加工し、繋目の無い容器形状に成形する技術です。円筒絞り、角絞り、異型絞りなど金型仕様を変えれば様々な形状を作り出すことができます。絞り加工はプレス加工の種類の中で最も金型の設計が難しいと言われています。また金型・機械・加工条件などのバランスがうまくかみ合ってこそ、シワやひずみ・割れの無い絞り加工を実現する事が出来ます。 絞り加工は金型設計開発能力+加工経験値がモノを言います。

岐阜精器工業の精密プレス深絞り加工の特徴

「高精度深絞り加工品」「精密プレス品」

一枚のシート材を繋ぎ目の無い筒状にプレス加工にて仕上げる事を「深絞り加工」と言います。プレス加工の中でも最も金型設計、生産技術が必要とされるこの工法で1970年の創業からお客様に製品を届けています。電子製品の小型化、軽量化が進む中、そこに求められるプレス製品も許容誤差は0.01ミリ以下という極めて高い技術・品質が必要とされます。その為、絞り加工を得意とする弊社なら円筒絞り、角絞り異形絞り、深絞り加工など幅広い加工を自社設計金型(順送・トランスファー)で対応が可能です。

設計から製作・組立・試作・量産までワンストップで対応

精密絞り加工/プレス加工は弊社にお任せください。

弊社は自社で設計した金型のみ使用して試作・量産対応させていただきます。

弊社は自社設計開発の順送/トランスファー/単発金型にて深絞り加工品の製造を行っています。弱電関連部品、医療機器関連、自動車関連部品など様々はお客様の製品を開発させていただいております。SPC材、SUS材、非鉄金属、磁性材、レアメタル 多くの実績がございます。

絞り加工のメリット

 

加工工数の削減

切削や溶接といった加工をせずに期待する形状に形成することが可能ですので、加工自体の工程数を削減することができます。念入りな金型作成、事前の細かい計算が必要となりますが、大量生産に非常に向いている加工です。

高品質な製品を製造可能

製品の品質を損なう傷やひずみ、シワがない加工が可能です。
そのためには、金型と機械のバランスが上手く噛み合っていること、事前の念入りな準備、そして高い技術が必要となります。また、切削も溶接も行いませんので、素材に加わるダメージが非常に少なく、丈夫な仕上がりも期待できます。

大きい加工硬化が期待

絞り加工は、材料のそれぞれの箇所における変形量が非常に大きい加工です。
そのため、大きい加工硬化が期待できます。例え、材料が薄い板だったとしても丈夫な製品を

製造することが可能です。この性質を上手く利用すれば、製品の軽量化を図ることができます。

 

絞り加工の試作

絞り加工は曲げや打ち抜きに比べより多くの工程を必要とします。そのため試作を行う場合にも難易度が非常に高くなります。また価格的にも試作とはいえ高いものとなってしましいます。 岐阜精器工業ではお客様の要望に合わせ価格を抑える工夫、納期を早める対応を常に行っています。また、金型を使用せず切削、ワイヤーカット加工等の機械加工で行う試作に対しても対応が可能です。

深絞り対応可能材料

素材 SPC材 SUS 真鍮 アルミ インコネル パーマロイ コバール
板厚 T=0.15~2㎜ 前後
対応可能サイズ

外径3㎜~100㎜前後 深絞り高さ 60㎜前後

深絞り加工なら岐阜精器!試作から量産まで、自社設計開発の金型で製作!

深絞り加工には様々な特徴があります。その特徴や性質を理解することで、深絞り加工を依頼する際に、製品に応じた加工をすることができます。その結果、品質の高い製品に仕上げることが可能です。

継ぎ目がなく強度にも優れた深絞り加工には、様々な特徴があります。深絞り加工の特徴は、主に4つ挙げられます。

深絞り加工の特長

・加工の工程数を減らせる

溶接や切削などの加工をせずに、ニーズに合わせた加工が可能なため、加工の工程数を減らすことができます。そのため、コスト削減と時間短縮が実現できます。

・大量生産が可能

プレス機械での加工の為、大量生産に非常に向いています。しかし、そのためには入念な金型作成と細かい計算が必要となります。

・素材の負担が少ない

板金一枚で加工するため。製品のひずみやシワ、傷のない加工をすることが可能です。溶接や切削加工なども行わず、素材に与えるダメージが非常に少ない為、製品が丈夫に仕上がります。

・加工硬化が期待できる

深絞り加工は、素材の箇所によって変形量が大きい加工です。そのため、製品の加工硬化が期待できます。材料が薄板でも丈夫な製品に仕上げることが可能です。薄板の硬度を上げることができるため、製品全体の重量が減り、結果的に製品の軽量化にも繋がります。

岐阜精器の深絞り加工事例

岐阜精器工業では自社設計開発の順送・トランスファー金型にて深絞り加工を行っています。弊社の製作事例をご覧ください。
精密絞り加工(円筒絞り:角絞り:異形絞り:深絞り:絞り+しごき)

 

主要生産品

小型モータケース コネクタUSB部品 

自動車関連部品 LED照明関連部品 マイクロ電磁クラッチ部品