製品用途 |
機械ユニット |
材料名 | 真鍮 |
加工方法 | マシニング加工 |
生産地域 | 中国 |
コメント | 研究開発用の試作品1個から弊社は対応いたします。弊社ではお客様の要望する数量やコストに合わせて最適な加工方法にて製造をいたします。国内、海外にて製造が可能なので納期、価格のご相談はお気軽にしてください。材料調達から加工~表面処理までワンストップで対応致します。図面を拝見させていただければ、お客様の品質向上・コストメリットを第一に考え、どのような加工方法が最適かご提案致します。
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C2801の特徴と用途
C2801は、冷間加工性には劣るものの、熱間加工性に優れた黄銅です。また、強度、展延性、メッキ性にも優れ、さらに安価で市場性が良いことから、幅広い用途で使用されています。C2801の用途としては、配線器具の部品、熱交換機、衛生管、機械部品などの工業用品、切削ケースなどの治具、ネームプレートなどの日用品、アクセサリー金具、チェーンなどの宝飾が挙げられます。
真鍮とは
真鍮とは、別名「黄銅」とも呼ばれる銅と亜鉛の合金のことで、亜鉛が20%以上のものを指します。真鍮の英語表記は「Brass」で、音楽のブラスバンドで使われるトランペットなどの楽器は、真鍮で作られています。
真鍮は、亜鉛の添加量により特性が大きく変わるため、材料によっては「七三黄銅」や「六四黄銅」といったように、銅と亜鉛の比率を示した名称が使われているものもあります。
真鍮は、主に伸ばしたり圧縮したりする加工である、伸銅品として使われることが多い材料です。代表的なものとして、金管楽器以外にも5円硬貨や水洗トイレの給水管、金属模型などが挙げられます。また、見た目が黄金色で美しく、酸化するとアンティークな雰囲気を漂わせることから、アクセサリーに使われることも多くあります。
真鍮の特徴
真鍮のメリット
真鍮のメリットは、優れた加工性と耐食性、電気伝導性・比較的高い強度・価格が安価な点です。加工においては、熱間鍛造性・展延性・転造性・切削加工性に優れており、めっきやはんだ付けがしやすい特徴もあります。高い電気伝導性があるので、端子コネクターのような電気製品の部品として使われることも多くあります。また、真鍮は空気中で徐々に表面が酸化し黒ずんでいくものの、酸化皮膜となって内部を保護するため、全体が腐食するのを防止します。
真鍮のデメリット
真鍮は、応力腐食割れの一種とされる「置割れ」が発生する場合があります。置割れは、機械加工などを施した真鍮が、日時の経過により、大気中の水分や二酸化炭素などが結晶粒界に腐食を引き起こし、粒界腐食を起こす現象を指します。置割れを回避するには、めっきや塗装を施したり、焼きなましで内部応力を除去するのが有効です。
岐阜精器工業のマシニング・旋盤加工について
弊社は金属加工部品、樹脂加工部品の生産、調達を行っています。自社工場及び海外の協力ネットワークを活かして高品質、低コスト品を製作・調達致します。試作、研究開発に必要な小ロット品も対応可能。
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