材料名 S45c
加工方法 マシニング加工、無電解ニッケルメッキ
詳細 中国深センの工場にて製作。材料調達から製作、表面処理まで一括で対応。中国にてローコストで製作することができ、表面処理まで全て一括で対応ができたので大幅にコストダウンすることができました。納入は約10日。

 

S45Cの特徴

炭素鋼鋼材S-C系に分類され、「機械構造用炭素鋼鋼材」と言われるJIS規格で規定された鋼材です。   加工性や研削性、溶接性も良く、熱処理によって強度(硬度)を増すことが出来きたり、板材や丸材の種類もサイズも豊富なところが頻繁に使われる要因となっています。   熱処理により機械的性質も向上も得られるため、用途に幅が出ます。 軸やピンなどの強度や硬さが必要な場合には、通常焼入れ、焼き戻し、焼きならし等をした上で使われます。

 

S45Cの用途

ほとんどの場合、S45Cは丸鋼(黒皮)で、角鋼はほぼ流通していません。角鋼や平鋼を使用する場合はS50Cを使用します。 さらに、SS400と使い分けられることも多く、熱処理が必要なものにはS45Cを、不要なものにはSS400を使うことが一般的です。 価格も比較的安価なため、機械部品を中心とした幅広い分野で使用されています。 機械部品:構成部品、シャフト、軸、ピン、ボルト、ナット等

 

S45Cの表面処理

 

  • 四三酸化鉄被膜(黒染め):塗装下地として良く使用される
  • パーカー(パーカーライジング):黒染めより防錆・耐摩耗性に優れる
  • ユニクロ(白色):亜鉛めっきの後処理として使用される
  • 有色クロメート(黄色・黒色):亜鉛めっきの後処理として使用される
  • 三価クロメート:六価クロムを含有していない
  • 無電解ニッケルめっき:防食性・耐摩耗性・密着性に優れる
  • 低温黒色クロムめっき:超薄膜で防錆力・防食性に優れる
  • 硬質クロームめっき:耐摩耗性に優れる

 

 

岐阜精器工業

 

 

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