材料名 | 真鍮 |
加工方法 | 旋盤加工 |
コメント | ネジプラグ / 中国・広東省の自社工場にて生産。
国内生産より約35%コストダウンに成功。 |
真鍮とは?
真鍮は、銅と亜鉛を混ぜあわせた合金で、別名「黄銅」や「ブラス」とも呼ばれます。亜鉛の含有量や熱の加減によって硬度や色味が変化し、含有量が多いと黄金色に、少ないと赤みのある色合いになっていきます。また、加工しやすい金属としても有名で、身近なものでは5円玉の材料にもなっています。
真鍮のメリット
1.さまざまな形に加工できる
真鍮は「被削性(ひさくせい)」に優れた金属です。被削性とは、切ったり削ったりといった加工(切削加工)のしやすさのこと。細かな加工にも向いている真鍮は、時計などの精密部品にも使われる他、柔軟な加工ができるので、アクセサリーにも多く使用されています。
2.優れた伝導性
真鍮には、電気伝導性の高い「銅」が含まれるため電気伝導性に優れています。そのため、コンセントやコネクターなどの電子部品にも多く使用されています。
3.優れた展延性
真鍮は「展延性(てんえんせい)」の高い金属です。展延性とは、圧を加えて金属を薄いシート状にのばしたり、引っ張って細く引き伸ばしたりすることができる性質のことです。
4.加熱加工がしやすい
「熱間鍛造性(ねつかんたんぞうせい)」にも優れている真鍮。熱間鍛造加工とは、金属に熱を与えてやわらかくして加工する技術です。真鍮は、熱を加えることによってさまざまなかたちへ加工することができます。
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