製品用途 | 日用品 |
材料名 | 真鍮 |
詳細 | 深絞り加工。中国広東省の自社工場にて生産。コストダウンに成功。 |
真鍮の加工が難しいとされる理由
真鍮は加工がしやすいといわれる一方で、そのメリットゆえ加工が難しくなる表裏一体な一面があります。その主な理由は、高い展延性のため、バリが発生しやすい、熱伝導率が高く表面が酸化し、溶接が難しい、この二つがあります。展伸性が高ければ、プレスやローラーで薄くしたり、ベンダーで曲げたりする加工が容易に可能ですが、その分バリも生じやすくなります。また、真鍮はもともと酸化しやすい特性があり、熱によって表面の酸化が進み、酸化銅の被膜が生じます。この状態で溶接加工をすれば溶接部分がもろくなるため、溶接加工する際は酸化銅が生じないように管理する必要があります。また、職人の高い技術を必要とするため、依頼した業者によって仕上がりに大きく差が出てしまいます。依頼先は十分に検討する必要があります。
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